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『きれいにしたから みんな来て来て!』

十和田市立法奥小学校が行っている「ふるさとクリーンウォーク」の裏側をちょこっとご紹介しましょう。

 まずは学習内容。次の6つを掲げています。

1. 奥入瀬渓流、十和田湖畔の清掃活動をする。(清掃活動)

2. 郷土の自然の中で自分の体力に合わせた歩き方をする。(体力づくり)

3. 郷土の自然や古くから伝わる民話の世界を実際に見学する。(見学学習)

4. 奥入瀬渓流沿いを安全に歩行する。(交通安全)

5. 各学年に応じて総合的な学習の課題を設定する。(みどり学習)

①十和田湖伝説の舞台を見ることにより、民話の世界を具体的にイメージする。

②水の働きや、水の役割を観点に自分なりの課題をみつける。

6. ふるさとクリーンウォークを通して、郷土の良さを再認識するとともに、地域の行事や活動に積極的にかかわろうとする心や、先人の努力を継承し、発展させていこうとする心をもつ。(道徳)

 さあ、ふるさとクリーンウォーク2015スタートです。

この「ふるさとクリーンウォーク」は、1、2年生は法奥小学校から道の駅ろまんパーク間の往復4km、3~6年生は奥入瀬渓流(石ヶ戸)~十和田湖子ノ口~十和田湖小学校までの清掃活動。

子ノ口からは遊覧船で休屋へ行き、桟橋付近で記念撮影。(昨年は遊覧船が休屋発着でしたが、今年は子ノ口航路が復活し、乗船できるので児童たちが喜んでいました。)

今回取材でお邪魔したのは休屋桟橋から十和田湖小学校までの清掃活動です。

「ふるさとクリーンウォーク」の開始に先立ち奥入瀬川漁業協同組合の協力を得て、奥入瀬渓流の石ヶ戸で行われた「ヤマメの稚魚一万一千尾の放流」に法奥小の児童が参加しました。

石ヶ戸~子ノ口間を2時間半かけて拾ったゴミと、休屋で30分かかって拾ったゴミの量の違いにびっくり!石ヶ戸~子ノ口間は45Lのゴミ袋に3分の1、休屋はなんとその20倍。「ゴミの量は景観に比例していると感じた。」と白川先生が話していました。

 また、冬期間閉鎖しているトイレのシャッターを降ろす棒をゴミと思って拾ってきたりと、物の管理の仕方の視点が、大人と子どもで異なるのだと感じました。

 この「ふるさとクリーンウォーク」を取材して、両校の児童たちが仲良く競い合ってゴミを拾っていたのが印象に残りました。

  みんなできれいにした十和田湖に多くの観光客が来ますようにと祈らずにはいられません。