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丁寧な手作業で「て、いいね」「テイネイ」

 2回にわたり青森県立青森第一高等養護学校に取材させていただいた今回の「ちょこっと拝見」ですが、1回目は6月。とても天気がよく、気持ちの良い青空が広がっている日でした。

 藍の植え付け作業の取材だったのですが、作業場所となるグラウンドに行くと、見覚えのある顔が・・・。「何でお前来たんだよー!」と笑顔で出迎えてくれたのは、中学校の陸上競技部の先輩でした!青春時代、一緒に中学校の校庭で砲丸を投げ合った思い出がよみがえってきます。以前に違う学校へ取材で伺った時も、中学校時代の恩師との再会がありました。

 厚生会で仕事をしていると、お世話になった先生や先輩に再会することが多々あり、とても嬉しいです。いつ再会しても恥ずかしくないように、これからもがんばろうと思います!

 さて、作業開始です。藍の植え付け作業は曲がらないように、優しく、テイネイに、テイネイに。

 集中して植え付け作業をしたので、途中で休憩タイム♪

 その後も黙々と作業を続け、100株以上植えつけました! 順調に育つことを期待して1回目の取材は終了となりました。

 

 

 2回目の取材は9月。収穫作業や皮製品等の製作風景を取材させていただきました。

 6月に植え付けした藍は、残念ながら大きくは育ちませんでした。土の状態なのか、日光の当たり具合なのか、背丈はだいぶ伸びていましたが、葉が少なく、小さなままでした。

 しかし!同時期に違う場所に植えた藍が立派な葉をつけていました。

 こちらの藍をみんなで今度は収穫します。

 根元を握って、上へ引っ張りあげます。葉っぱがちぎれないように、テイネイに、テイネイに。

 そんな収穫作業を撮影している時に見つけたのがこちら。

 葉が枯れているのですが、その枯れた葉がなんと藍色に!!とてもきれいな藍色でした。

 収穫した葉は乾燥させ、藍染め液を作ります。広報厚生会冬季号に写真を掲載しましたが、青森第一高等養護学校では、皮や牛乳パックで作った和紙、糸、Tシャツなど、様々なものを染めています。藍染め液に染めたいものをつけた直後は緑色なのですが、酸素と反応し藍色へと変化します。

 藍染め作業をするにあたり、先生方が藍染め工場に見学に行き、色々なアドバイスをもらったそうです。

どうすればきれいに染まるのか、どうすれば破れにくくなるのか・・・よりよい製品にするためには研究が大事ですね。

 広報紙に載せきれなかった製作中の写真をご紹介します!手作業で一から製作します。テイネイに、テイネイに。

 2回の取材で、苗の植え付けから収穫、加工、製作の様子を見ることができました。

 青森第一高等養護学校で製作された作品には、「テイネイ」の刻印があります。

「テイネイ」ブランドのコンセプト

「手、いいね」・・・手仕事っていいね

「ていねい」 ・・・丁寧に作る

取材中、たくさんの「テイネイ」な手仕事を見ることができました!

テイネイに作られた製品が後日開催された「さんフェア青森2022」で販売されていると聞き、厚生会の同僚Iさんと行ってきました!

 想像していた何倍もの規模と、ものすごい人の多さに圧倒されながら、青森第一高等養護学校のブースを探しました。広いメイン会場を2周しても見つけられず、もしかして初日のみの出展だったのかな・・・と諦めかけたその時!取材に伺った時に校内でお見かけした先生を発見!!

 メイン会場の2階に青森第一高等養護学校のブースがありました。

 売り切れている製品もあり、好評だったようです!

 ちなみに、私とIさんも購入させていただきました!

 青森ひばチップという素敵なおまけもついてきました。良い匂いで、温かい気持ちになりました。

 大切に使わせていただいております!

 今回の取材にご協力いただきました青森第一高等養護学校の皆さん、ありがとうございました。

「テイネイ」ブランドについては、青森第一高等養護学校のホームページに詳しくご紹介されていますので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね!